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技の種

  • kurp
  • 2017年10月12日
  • 読了時間: 1分

KURPの目的の一つに、陶芸家と輪島塗職人がコラボレーションする事で

新しい技術の発見、発展を模索する。というのがあります。

金継ぎで、割れた様々な陶片を一つにする「呼び継ぎ」。

最初に出来上がった作品「繕桜」は、そこへ更に輪島塗のピースが加えられることで

熊本と輪島を繋ぐ、プロジェクトを象徴する作品が出来上がりました。

そして現在制作中の3作品の中の一つ、「茶入れ」に

「焼き継ぎ」と呼ばれる技術が使われています。

茶入れの内側全体に漆を塗り、更に電気釜で漆を焼き付けることによって

作品の強度を上げるのが狙いです。

内側全体に漆を塗って面をフラットにすることにより、

割れたヒビの部分にお抹茶の粉が溜まるのを防ぎ、

漆の殺菌効果によりお抹茶をフレッシュな状態で保てます。

正に用の美ではないでしょうか!

KURPから色々なアイデアが生まれて、今後更に発展していくと嬉しいです。


KURP代表 太田黒



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